海老名市杉久保北で地盤調査
海老名市杉久保北で地盤調査をおこないました。
調査場所の地形からすると、まわりに田園が広がり、海老名市役所周辺の
あまり地盤が良くない地域と似ている地形の場所です。
今回は、スウェーデン式サウンディング試験という調査方法で行いました。
これは、建物4隅と中央の5ポイントにスクリューポイントというヤリの先端
のようなものが付いた鉄の棒に重り100キロを載せ、回転させてその入り具合で
地盤の強弱を測っていきます。
「どうか良い地盤で有りますように・・・」と祈る気持ちで、調査開始。
ところが、調査開始直後から異変が起きました。
50センチほど貫入させたところから全く入っていきません。
次のポイントでも同様です。
先端のスクリューポイントには、カチカチの粘土が付着しています。
どうやら、地盤はものすごく硬い粘土層からなっているようです。
調査員もこの地域でこのような結果になるとは思いもよらなかったようで、
その他追加で3ポイントも調査していきました。
そういえば、昔のこの辺りは高い土手で、それを切り崩して宅盤をつくった。
と言っていたのを思い出しました。
地盤改良はしなくて良さそうな結果に、ホッと胸をなでおろしました。
改良は、結構お金がかかりますからね。
2017年5月29日 posted|→ 記事一覧